
なぜ記事LPにストーリーが必要なのか?

記事LPは
潜在層ユーザーに向けた広告施策の為、
自社商品の押売りは嫌われます。
その為、
消費者を主人公にして
ストーリーを構成し、
そのストーリー上で自社商品を
アピールすることで
「有益な情報」として認識してもらうことが
必要なのです。
ではストーリーのフレームワークは
どう構成するのか?
具体的なノウハウについてご紹介します!
①悩みや問題の特定

ユーザーが商品やサービスに
興味を持つ過程は、
ドラマや小説などのストーリーに
引き込まれていくのと同様です。
記事内で「ユーザーが直面するであろう問題や課題」について語ることで、
ユーザーは記事内の情報に
興味を持つようになります。
基本的にユーザーの感じている
問題や悩みは3パターンです。
- 外的問題:
今いる環境などによって起きた悩み - 内的問題:
精神的に抱えている問題 - 哲学的問題:
それが問題と言えるものかどうか
ユーザーに行動を起こさせ為には、
内的問題に働きかけることが重要です。
ユーザーのニーズや
インサイト※にアプローチし、
問題解決につなげる事で
企業に対して好意的なファンユーザーを
生み出す事ができるのです。
※ユーザーインサイトについては下記を参照

②アドバイザーを登場させる

物語の主人公となる
ユーザーに必要なのは、
ピンチの状況で手を差し伸べてくれる
「アドバイザー」です。
商品やサービスを
ストーリーの主役として出してしまうと
ユーザーは共感できないため、
記事に興味を持ってくれません。
商品を記事内の主役ではなく、
問題を解決するアドバイザーとして
ストーリーを構成することで
ユーザーはより共感しやすくなります。
つまりその商品がどのように
ユーザーの問題を解決するのかを示し、
アドバイスを提供することが重要です。
ユーザーはその商品を購入することで
問題解決につながることを
感じ取ることができます。
③プランの提示をする

記事に「アドバイザー」を
登場させるだけでは、
直接的にユーザーが行動に至ることは
ありません。
ユーザーが問題解決の為に
簡単に実行できるようなプランを示す
必要があります。
ユーザーが自然と
商品購入を決断しやすくする為に、
わかりやすい道筋を示してあげましょう。
④行動喚起

ユーザーに行動を起こさせる
2パターンの手法があります。
1.直接的に購入を呼びかける
例)
『○○でダイエットしよう』
『お得にダイエットを始められる』
2.ステップを踏んでユーザーの意欲を刺激する
例)
『痩せたら昔のデニムが着られる』
→『痩せて気になる彼からアプローチされた』
多くの企業は、
1つ目の「購入を呼びかける方法」を
使います。
しかし、
人は理由がなければ
アクションは起こしません、
直接的に呼びかけられ
すんなりと購入する人は少数派でしょう。
それでは一体どのようにすればいいのでしょうか?
そこで効果的なのが
2つ目の「ステップを踏む」手法です。
こちらからユーザーにとって
理想的、体験したい物語を用意し
行動するきっかけを作りましょう。
⑤避けるべき失敗を事前に提示

人は心理的にメリットよりも
デメリットに強く影響されやすい
ものです。
失敗したくない、
損したくないという考えは
強い行動意欲となります。
物語の中に
その様なデメリットを盛り込むことで、
ユーザーの興味を引くのです。
物語を作るときには、
必ずユーザーがその商品やサービスを
使わないことで
どんなデメリットがあるのか、
何を失うのか伝えましょう。
⑥サクセスストーリーを見せる

購入して商品やサービスを使った結果、
自分の人生にどんな変化が訪れるのかを
ユーザーに伝えます。
大切なのは『痩せる』ことではなく
『痩せた後の人生』がどうなるか
なのです。
自分に自信が持てる、
ファッションが楽しい、
恋人ができた等
「現状を変えたい」という
深層心理にアプローチし、
商品に興味を持ってもらえる
サクセスストーリーを提示しましょう。
まとめ
ストーリーのフレームワークは
まとめて情報を整理しておきましょう。
スクリプトを完成させることで
問題が明確になり、
次回以降の記事制作時に
どの様なストーリーを描くのか
困らなくなり作業効率もあがります。
よいスクリプトを多くストックできれば
今後のどの様なパターンの記事も
サクサク書けるようになるでしょう。