
記事LPの一番の目的は、
会員登録や商品購入などのコンバージョンです。
そのコンバージョンを増やすために、
記事の質を測り、改善を行う際に
皆さんはどのような指標を
基準に判断していますか?
CVRや記事全体の遷移率は大前提ですが、
今回は、記事LP改善のKPIとして使える
4つの指標をご紹介します。
記事LP改善に役立つ4つのKPI
①読了率

読了率とは、
記事LPにアクセスしたユーザーのうち、
記事を最後まで読んだ(※読了した)
ユーザーの割合です。
その記事は最後まで離脱されずに
読まれているかどうか、
ユーザーにとって興味を引く内容だったかを示した指標です。
読了率の計測で、
該当の記事LPがユーザーに興味を
持たれているかがわかります。
コンバージョン率が低い場合には
読了率を改善することによって、
記事の内容をしっかり読んでもらい
遷移後のコンバージョン率の改善に
つなげる事ができます。
②読了後の記事遷移率

記事遷移率とは、
読了したユーザーのうち、
商品LPへ遷移した(CTAをクリックした)ユーザーの割合です。
その記事LPの内容と商品LPの親和性や
CTAのパフォーマンスを判断する為の
指標です。
この数値が低い場合には
記事の訴求内容やクロージング内容、
CTAのデザインの改善を行い
遷移率を改善する必要があります。
③スクロール到達率

スクロール到達率とは、
ページの一番上を0%、
一番下を100%としたときに、
各%の地点にどれくらいのユーザーが
到達したのかを示す指標です。
スクロール到達率は、
改善インパクトが大きいポイントを
数値的を元に仮説を立てるのに
役立ちます。
改善のインパクトが大きい部分とは、
多くのユーザーが閲覧している場所です。
スクロール到達率が
低い部分を改善しても、
大部分には影響しないため、
インパクトは小さくなります。
記事LPのコンテンツを修正する際には、
その修正箇所を見ている人数を意識して
優先順位を付けましょう。
④スクロール離脱率

スクロール離脱率とは、
ページの一番上を0%、
一番下を100%としたときに、
各%地点でどれくらいのユーザーが
離脱しているのかを示す指標です。
スクロール離脱率が高いという事は、
ユーザーにとって、
それ以前のコンテンツが
興味関心を引くものではなかった可能性が高いです。
ユーザーがページから離れる理由は、
ほしい情報が得られて満足したか、
得られないと判断したかの2択です。
記事LPであれば、
記事の内容にどんどん興味を持ち、
最終的に商品を購入などのコンバージョンという流れが基本です。
なるべくCTA(商品販売LPのリンク)までの離脱数を少なくすることで
コンバージョン率が改善につながります。
一般的に離脱率が20%以上の地点は、
何か問題があると判断してよいでしょう。
それ以上に離脱率が高くなっている地点は早急に改善が必要です。
最後に
今回は、記事ページを改善するために
計測するべき4つの指標を解説、
ご紹介しました。
それぞれの指標の意味や
改善アクションを理解して
記事LPのCVR向上に活かしてください。